Oリングの劣化



店舗と事務所と住居が入った古いビルの理事会に参加。隔月もしくは必要に

応じて頻度高く開催されているのですが、総会が近いので決める事項が多く

かつ、どこの古いマンションも同様でしょうが予算がない。(涙)


近年建ったマンションやビルは、インフラの更新も考えられた設計になって

いると思いますが、古い物件はそれが考慮されていないことが多く、とくに

老朽化した給排水管や貯水槽の更新に悩まされるところです。


そういった目で見れば、新築戸建住宅でも排水管が2階壁面から露出配管で

引いてある物件が近年多くあるようで、アレはどういった意図からか。


排水管を露出にしておけば施工の際に、大工さんと設備屋さんの取り合いが

発生しにくいからでしょうか。内部空間の確保に関しても多少は有利です。


給水管に関しては架橋ポリ管の転がし配管でしょうが、ソレが主流になって

まだ更新時期が到来していないので、問題発生を耳にしませんが、ヘッダー

のみで配管されていればまだしも、チーズが地獄な場所にあればOリングが

いつまでもつのか不安があります。


今回、シャワートイレのストレーナーからの水漏れに直面し、電気機械的な

故障は当然ですが、Oリングの劣化は想定外でした。


架橋ポリ管の引き廻しには大量のOリングが介在しますから。


家を購入したら設備図面をもらえるのかな?

給排水管がどのように引いてあるのか、20年後、30年後に必要となります。



Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://hopper.jp/mt/mt-tb.cgi/6101

コメントする

筆者にメール

ホッパーマスター
のホームページ

アイテム

  • 20250901-01.jpg
  • 20250413-01.jpg
  • 20250830-03.jpg
  • 20250830-02.jpg
  • 20250830-02.jpg
  • 20250830-02.jpg
  • 20250830-01.jpg
  • 20250823-03.jpg
  • 20250823-02.jpg
  • 20250823-01.jpg

月別 アーカイブ

もっと過去分

Powered by Movable Type 7.8.2