日に日に美味しくなる食事に食べられるヨロコビを感じつつ、多くの方々に
支えられた結果で迎える退院日の朝は、入念にシャワーを浴びてヒゲを剃り
穏やかに一日が明けて行きます。
思えば彼女と一緒に暮らし始めてから39年、こんな長期に渡り二人が別々に
過ごしたのは、ワタクシが半月間の北海道ツーリングへ行かせてもらった際
と、その翌々年に強くすすめて、今度は彼女がソロで、北海道ツーリングに
出かけたそのとき以来、ほぼ30年ぶりです。(笑)
入院期間中、普段はワタクシが担っている仕事なども増えて、大忙しだった
彼女ですが、昨日には退院前の栄養指導にも来てくれるなど、貴重な時間を
費やさせて申し訳ないかぎりです。
彼女をはじめ、仕事場の職員みなさん、多くの方に支えられて過ごしました。
それは病室で過ごすことで、いつものワタクシよりも遥かに投稿が多かった
SNSを見てくれたりイイネや応援をいただいた方々、駄文な日々のブログを
読んでくれている方々がどれほど支えになったでしょう。
10日間の病室生活がネットのない時代だったら、外の世界と隔絶された感に
不安と心細さで治るのにもっと時間がかかっていたかも知れないくらいです。
その中核となる、治療や手術にあたってくれたドクター方々、看護師さんや
病院職員のみなさん、すべてのみなさんに「ありがとうございます」
なにか症状を感じ始めてからの治療でもなんとかなる可能性も高い時代には
なってきていますが、やはり治療後の生活の質を考えれば、どれだけ早めに
治療を開始できるかにかかってくると思います。
カラダが発するアヤシイ何かはゼッタイに放置せず、出来ることならばその
一歩手前から治療を開始して欲しいと今回の入院を通して、みなさんに強く
伝えたいところです。
Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.
コメントする