現場のシンク下に取り付けた小型湯沸かし器、その周辺の微妙な配管も、まさに
DIY的な工夫で完了させたので、試運転してみます。
電気ポットと同じような仕掛けで、約75度3リッターの湯を常時キープしておき、
水と混合して約36度で出湯させる仕掛けの機器なので、実際に使えるお湯の量は
3リッターの何倍かは使えるわけで、コーヒーカップや手を洗ったり、洗面に使う
程度の湯量は確保できます。 (連続使用は難しいかな? すぐに沸きますけど)
機器には、水IN、湯OUT、水OUT、の (混合栓で湯の出水圧力と同等にする為、
水も機器を通して減圧させてから出水させる) 接続と、もう一つ、沸き上げ時の
膨張水を逃がすためのホースを繋げなければなりません。
このためだけに、少々高額でかさばる専用器具が要るのですが、これをDIY的な
工夫で、低価格 (約250円)、シンプルにまとめます。
自己責任のセルフビルドだから許されることですね。
まさしくその工夫にイケアにて購入した、シンク下に取り付ける排水トラップが
最適で、DIYで別配管が接続しやすいような作りになっています。
トラップの一次側に穴を開けてニップルを取り付け、耐熱シリコーンチューブで
小型湯沸かし器と繋いで、スイッチオン!
しばらくすると膨張水が半透明のチューブの中を、徐々に流れるのが見えます。
10~15分もすれば常温状態からでも湯沸し完了。 (通常は湯が残っているので
もっと短い時間で、サーモが働いてスイッチが切れ、待機状態に)
ハァ~、現場で湯が使えるのって、シ・ア・ワ・セ!
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