かなり老朽化した住居&店舗複合マンション管理組合メンバーになっており
月に一度程度の理事会に参加させてもらっているのですが、個性があふれる
メンバー構成は、毎度、難題多くあれど時間通りに終わるのが素晴らしい。
数多い難題の中でも一番の問題はやはり給排水のことで、古いマンションの
場合は建設当時に塩ビ管やポリ管ではなく、鉄管や鋳鉄管が用いられており
これの内部が錆びて詰まる、肉厚が薄くなり破れるなど毎日オオゴト。
どこかのタイミングで費用をかけ、更新工事が施されていればいいのですが
ダマしダマし使ってきて、限界を迎えた物件も多いのではないでしょうか。
たまに見かけるのは、従来の給水管を捨てて、建物外部に新たに露出させて
配管された給水管。見た目はスマートではありませんが、安心した水になる
可能性が高いです。
排水管側の場合、日々使用されていれば維持出来ていることも多いのですが
空室期間が長く続くと、よりザビが回って完全に詰まってしまうのです。
という訳で、ワタクシが伝えたいのは、相当な知識と覚悟がなければ、昭和
世代の古いマンションには手を出すなということで、戸建てであれば必要に
応じて費用のかけようもあるのですが、集合住宅の場合それが難しい。
安価設定な修繕積立金も、老朽化対策に間に合わず、新築マンション並みに
高くなっているか、高くならざるを得ない一歩手前か・・・
でもコレが若い方々に、リフォーム必須物件として意外に人気が高い。
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