仕事場へは午後から行くことにして、集落にある小さな神社の " 夏まつり "
に参加させて頂きます。
真上から降りそそぐ夏の日差しに影は消え、ひと気を感じぬほど静まり返る
小さな集落に、まつりの始まりを告げる太鼓の音が響き渡ります。
" まつり " と言っても、大きな屋台を担いだり、金魚すくいがあったりする
ソレではなく、綱を張って幕を巻いた神社に宮司さんを招いて、おごそかに
神事が進んで行く " まつり " 。
祝詞が唱えはじめられれば、やさしく吹く風が境内を抜け、拝殿に巻かれた
幕が静かに揺れ動いて、汗が引いて行くのがわかります。
集落の安全と実りの秋へ向けての豊作を祈り、ほどなくすれば、夏まつりは
終わりを告げます。
街中で暮らしている際には、このような " まつり " は知りませんでしたから
とても大切で貴重に感じる " 夏まつり " 、そして迎える感謝の " 秋まつり "
に参加させていただけること「 ありがとうございます 」
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