「 テイクアウトできます! 」って、おもての看板に書いてあったので、ならば
3つ向こうのビルまでですし「 可能だろう 」と判断して「 3個お願いします 」
で、先に会計を済ませて店内の椅子に座っていれば「 お待たせしました♪ 」と
出てきたのは、下が細くて上に向けて開いた不安定な形をした容器に、たっぷり
山盛りになった " かき氷 " 3個が、小さな木製のトレイにのって。
「 えっ、コレで? トレイは? 」「 はい♪ トレイはまた後でご返却ください 」
テイクアウト専用の容器があると、勝手に思っていたのですが、店内で出される
そのままの状態で、お盆にのり「 ハイどうぞ 」って、予定が違うゾォ~( 笑 )
・・・自転車で寄ったし。
グラスいっぱいのシルバーを片手で運ぶのには慣れているので、大丈夫だろうと
自転車に乗ろうとして・・・無理。 しばらく押し歩いていたのですが、それも
キケン過ぎて、その場の歩道脇に自転車を放置し、木製のトレイを片手で支えて
歩いて帰るのですが、コカせられない緊張の中、どんどん溶け始めてる!?
このバランスが崩せない過酷な状態って「 テイクアウトできます 」なんか??
信号待ちの車の中から「 それ、どこで売ってるん? 」って尋ねられるし・・・
ビル3個分がメチャ遠く、はるかな道程にも感じた " かき氷運搬記 " 。
なんとかコカさず、無事に持ち帰った事務所で美味しくいただきました。
その後、トレイを返しに行って、自転車の回収。
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