『はりま山岳新聞』を読む

 

 

神戸新聞 " 広域B " 頁に、8/12(水)、13(木)、15(土)古根川淳也記者が

兵庫アルプス( " 孤高の人 " 加藤文太郎氏 1905-1936 が命名 )を単独行した

記事が、写真家、藤原嘉騎氏の美しい作品を添えて連載されました。

 

宍粟市の北西部は、鳥取県、岡山県と接し、県内最高峰の " 氷ノ山 "(1510m)

次鋒 " 三室山 "(1358m)、第3位 " 後山 "(1344m)がそびえ、尾根を繋ぐ

縦走路は存在せずに、背丈を超える茂みをラッセルせねばならない場所も多くて

限られた登山上級者しか受け入れません。

 

7/30(木)、記者は20kg弱のザックを背負い、板馬見渓谷から歩きはじめます。

 

グイグイと食い入るように読ませる記事で、汗をかきたどり着いた夏山の稜線で

風に吹かれるような思いに、読者を誘い込んでくれます。

 

初日には、後山から駒ノ尾山、ダルガ峰を越えて、ちくさ高原まで。

踏破距離と所要時間は、11.7km:7時間20分。

 

翌日の掲載が待ち遠しい・・・

 

2日目は午前2時半の準備から空が白んで歩き始め、峰越峠、江浪峠( 三県境 )

そして三国平、ヤブコギが始まって天児屋山、一旦、大通峠へ出て三室山。

( 林道好きなら見知った名前が多く登場する )

 

ここからは、チシマザサのなかでルートを見失い、コンパスで自分自身の位置を

割り出すも確信が持てないため、元来た斜面を登り返すあたりの内容はリアルに

山の怖さを教えてくれています。

 

深山幽谷の雰囲気の中、赤西山を越えて稜線の平地にテント幕営。

2日目の踏破距離と所要時間は、14.0km:11時間30分。

 

谷を50mほど下り水を汲みに行ってフリーズドライの夕食、夕闇と霧に包まれた

2日目が暮れるのですが、3部構成の記事は1日を置いて最終章へ続きます。

 

 

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