二十歳前後の頃、毎週末のように通った神戸、そしてポーアイ、姫路灘浜。
朝まで走った次の日もヘーキだったのは、若さゆえかアドレナリン。
週末が巡って来るのが楽しくて仕方なかった。( 笑 )
そのために平日の夜遅くまで、ボンネットの中を覗き込んで、ビックバルブ、
ポート研磨、タコ足、ハイカム、キャブセッティング、etc 。
オイルに汚れた手はピンクの粉石鹸で荒れて。
再度山のコーナーでオーバーステアのカードレールヒットの際は、工具箱の
中の金切りバサミで、タイヤと干渉するフェンダーを切って帰った。
灘浜の緩くカーブしたゼロヨンコースは、いま思えばイン側絶対有利だけど
勝った、負けたが面白くて仕方なく、またチューニングを繰り返す、当時の
バイブルは当然、改造指南書 " CARBOY " ♪
走るために訪れた神戸はヤロー同士で、彼女と流す神戸はビーナスブリッジ
からの夜景とセット。その当時以来、何十年かぶりのココへ上がって来れば
「 こんなに狭い道だったかなぁ 」
昔も現在も、神戸の街を流し高台に上がれば、彼女と過ごす素敵な時間。
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