その先生の怖さは全校に知れ渡り、小学校5年生へ進級の際のクラス替えで
5年4組に当たったときには、ちょっと涙ぐんだように覚えています。
さっそくクラス全員 " 生活ノート " と呼ぶ帳面に毎日を記録するようになり
朝に提出すると、先生が全員分を添削して夕方に返してくれるのです。
すると、「 今日は~ 」の書きだしは日々の記録に必要はないなど、それは
5年生のことですから、文章を書く多くのことを学ばせてもらいました。
同時に始まったのは、月曜から土曜まで6班に分けたクラス全員で担当して
日刊で発行した学級新聞。私たちのクラスは5~6年生と、担任が変わらず
進級したので、その学級新聞「 三ノ丸 」は、特別号なども含み通算700号を
超えて発行し、「 全国学校新聞コンクール 」で2年連続の1位を獲らせて
もらう経験に繋がります。
夏休みや冬休みには、クラス各自が自分自身で一面を制作する「 個人新聞 」
を作ったり、文集も結構な号数を出したように記憶しています。
同級生には、その当時の新聞や文集を保管している方もいるでしょうか?
きっと稚拙な文章に赤面すると思いますが、5~6年生の当時に繰り返した
" 文章を書く " というトレーニングが、現在に繋がっているのは間違いなく、
相変わらず稚拙な文章を書いています。( 笑 )
大きな教育を与えてくれた、谷村登志男先生「 ありがとうございました 」
2023年12月12日、雨の上がった火曜日の朝に寄せて。 平瀬謹也
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