「 エンジンを組む 」と言えば、ワタクシたち世代のクルマ好きは、自身や
好き者な仲間同士寄って、チェーンブロックを使ってエンジンを降ろしたり
ポートを削ったり、キャブやカムを交換したり、サスを交換したりが、結構
フツーに行われていたのですが、クルマがキカイだった古き良き時代。
もちろん現代でも、チューニングショップなどは、一旦エンジンをバラして
ピストンの重量バランスを整えたり、面研して組み直すなどフツーにされて
いるのでしょうが、アマチュアが試みるには相当ハードルが高い。
L型エンジンのボアアップに " YAHAMA XT500 " のピストンを使用するなど
スワッピング情報もいっぱいありましたし、友だちの友だちみたいな関係の
他人から「 ウェーバー50パイの3連キャブが余ってるけど要る? 」みたいな
情報もあったりして、たぶん2~3万円で譲ってもらったような記憶。
とにかく当時のクルマはエンジンルームがスカスカでしたから。( 笑 )
手作りアンプのシャシーを裏側から覗くのと同様に、配管や配線が高品質の
モノで上手くまとめられたエンジンルームを覗くのは至福の時間です。
ワタクシの場合、そこまでの技術と予算はなかったので、そのウェーバーを
はじめ、レース用カム、電磁ポンプに永井電子のフルトラなど、中古パーツ
寄せ集めでしたけれど。
ポンプ不良の燃料供給不足で、姫路バイパス上で停めてしまって渋滞を作り
やってきたパトカーの警察官に「 リヤスポイラーは押さないで 」と頼んで
クルマをインターまで押してもらい、「 ちゃんと整備しろ 」と、おとがめ
ナシだったのは時効なハナシ。
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