ウェットに替えるか、ドライで行くか・・・
終盤の小雨に翻弄されながらも「 2023 FIM 世界耐久選手権 " コカ・コーラ "
鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44大会 」は3年ぶりに、宵闇迫るサーキット
にゴールを迎え、闘ったチーム、そして観戦者を大輪の花火が称えます。
地方紙でも取り上げられて話題の地元ライダーの中山選手も、多くの苦難を
乗り越えてこの日を迎え、チームは未来に繋がる15位という結果に。
熱い応援を送り続けたいです。
大昔にワタクシ8耐の前哨戦、鈴鹿6時間耐久レースに参戦するチームに帯同
して、泊まり込みの鈴鹿サーキットで数日間を過ごしたことがあり、メカの
手が足りずに、レーサーNSR250のエンジンを組むという・・・ワタクシが。
そのマシンはレース終盤、エンジン不調に陥ったものの、何とか完走を成し
遂げゴールしたのですが「 あのとき、こうしておけば不調を防げたのでは 」
との思いが、現在でも横切るときがあります。
丁寧な作業に加えて、チェックにチェックを重ねてさえ見落とすこともあり
思い返せば、あのとき配線のグラつきがあったことに気づけたのではと。
チーム全員が真っ黒に日に焼けた帰路の、打ち上げに立ち寄った国道沿いの
焼肉屋さん、味噌で土手を作り大量の野菜と肉を焼いてみんなで食べたのは
記憶に残る美味しいモノのひとつです。
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