「 Google Maps 」から、住んでいる町の( どこでもですが )過去の航空写真を
見ることが出来るのですが、さすがに時代を相当さかのぼると、そもそもソコの
写真が無かったり、解像度が悪く不鮮明なモノだったり。
満足する思い出にひたれません。( 笑 )
そこで最近知ったのですが、国土地理院のホームページからも同様に古い時代の
航空写真を見ることができ( もちろん無料で手軽に!)解像度もまぁなんとか、
思い出をたどれる程度には。
という訳で、さっそく有名な場所ですが、変化の大きい姫路城周辺に飛びます。
そう現在の好古園。 幼いワタクシが駆けまわり、転んで育った場所です。
" 1961年~1969年 " の白黒写真では、現在の好古園の中を横切り、お堀のボート
乗り場で直角に曲がるバス路線が確認できます。 やんちゃな上級生がバス停で
後部バンパーに飛び乗り、この直角カーブで減速した際に飛び降りるという根性
試し的な遊びをしていました。
" 1974年~1978年 " のカラー写真が、小学校から中学校までのワタクシの記憶と
寄り添うでしょうか。 その直角道路の両端にいっぱいの車は、姫路城見学者が
路駐しているもので、当時その中にポルシェターボがあって写真を撮った記憶。
大手門駐車場は、まだ市民グラウンドです。
現在の好古園のど真ん中あたり、国鉄官舎の西隣に営林署官舎があり、母が幼い
ワタクシを連れて働かせてもらっていた、姫山寮の屋根が確認できます。
その当時はそんな家庭が多かったように思いますが、たった四畳半のひと部屋に
母とワタクシのすべてがある、そこで育ててもらいました。
現在の好古園の写真とパラパラ重ねてみれば、茶室双樹庵のあたりっぽいです。
いまも残るだろう、土手に生えている大木を見れば思い出せるでしょうか。
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