市役所などで用事を済ませば、読み通りの昼食時で、いつもの喫茶店に入ろうと
していたところ、目の前の道をブーンと手を振りながら通過して行く彼女。
ソロでのドライビングなら、辺鄙な道にナビゲートされることもなく笑顔です。
あとで聞けば、街中の食器店へ向かっていたようで、そこでの買い物のあとでは
近隣の老舗喫茶店へ。 若かりし頃、少しの期間お世話になっていたこともある
彼女を、しっかり覚えてくれているのが嬉しありがたく、近況報告など。
現在、向かい側の建物が無くなって「 明るくなりました?」「 眩しいくらい 」
繁華街のシンボルのように親しまれていた向かい側の建物は、閉店から数えれば
すでに年単位が経過していますが、どのような再開発プランか、街の人の流れに
影響のある立地ですから、より楽しく、より賑わっていって欲しいです。
ワタクシたちの世代が少年の頃には、ドーナツ化現象と呼ばれる人口郊外流出の
時代でしたが、現在は中心部回帰が進んでいるそうで、次々建つマンション群。
ミニバン系が停められない掘り込み車庫に、高齢者が困る10段ほどの階段がある
ニュータウン。 インフラが止まれば、たちまち成り立たない高層マンション。
はたまた昭和の老朽化マンションの今後。
進化と退化を繰り返し育ってゆく街の、ほんの一瞬に住ませてもらい、活動させて
もらっているワタクシたちの選択や行動が、素敵な未来へとつながりますように。
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