空を飛ぶというか、空中を浮遊するというか、そんな思いは、幼い頃からあって
最初に落ちたのは屋根のヒサシから。 クルッと、空中で回って降りるつもりが
回転が足りずに背中から畑に落下。 しばらく息が止まって呼吸が出来ません。
だって・・・ 収穫後の畑の黒土が柔らかく見えて大丈夫そうでしたから・・・
フェンスの上端から、幅1.5mほどの深い溝を跳び越そうとして、微妙に飛距離が
足りず、対岸のコンクリートの縁で、ムコウズネを擦りむきながら落下したのは
高い位置からだと、空中で2~3歩、歩くように飛べると思ったんですけれど。
・・・大人になってからでした。
その他、オフロードバイクでジャンプを飛び越える無重力感もなかなかのモノ。
ただし、だんだんハイになってきて限界を超え、2連ジャンプを眼下に、はるか
飛び過ぎている自分に「 このあとどうなるのだろう 」と結果、崖下に落下して、
全身で地面に叩きつけられた、そのヘルメットの後頭部に、宙で踊ったバイクが
スイングアーム後端から降ってくるという・・・
割れたヘルメットの中で30分ほど気を失い、まったく動けないワタクシを背負い
コースから駐車場までの彼、駐車場から病院までの彼女には感謝しかありません。
ワタクシを背負った彼女、病院の窓口で看護師さんから「 お子さんですか? 」
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