この距離を近いというか遠いというか、職場からちょうど悩ましいほどの場所に
スペシャリティーコーヒー専門店がオープンしたとのウワサに、自転車を押した
徒歩で向かいます。( ティータイムあとの雑用に向かうため )
ちょっと古めの3階建てのビルを、丸々フルに使ったリノベーションはアイデア
満載で、個性的で美味しいコーヒーもさることながら、ワタクシはそちらの方に
興味津々で、変わった床材や、スケルトンで仕上げた天井、たぶん費用を掛けて
こだわったトイレ、等々。
1階カウンターで淹れてもらったコーヒーをトレイに載せて、2階、3階フロア
へは階段を使ったセルフでの移動、溢さないようちょっと緊張しますが、なんか
秘密基地っぽくて楽しいゾォ。( 笑 )
内装のイメージは・・・ こういうのを何て呼ぶのでしたっけ?? ふた昔前の
ミスドのイラストレーター " ペーター佐藤 " 氏の画を思い出させるような・・・
( 過去散文「 珈琲一杯のタイムトリップ 」参照 )
BGMにはやさしい音量で " アメイジング・グレイス " 。
少し開けた窓際のテーブルに置いたコーヒーカップに五月の爽やかな風が抜けて
眼下の幹線道路を行く車の音は遠く小さく、いまこのとき別の時間がゆっくりと
流れているような錯覚に陥らせてくれる。 そんな・・・
ここで、あそこで、珈琲一杯のタイムトリップを楽しませてもらいます。
Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.
コメントする