一般的に浴室は、窓や換気扇のこともあって、住宅の外壁のどこかに沿って設置
することが多いと思いますが、ワタクシのリノベーションでは、それらの制限に
こだわらず自由設置、外壁に接しない場所にドン! と存在します。( 笑 )
いまとなっては想像もつきませんが、初期段階では三室並んだ和室の、床や壁を
撤去し、防湿シート上に10cm厚のコンクリートを打ったその上に、マンション
リフォームサイズのユニットバスの設置です。
家の真ん中にお風呂の箱を置いた、って感じをイメージしていただけると・・・
躯体となる柱には接していないので、自由に造作できますから、天井に設置した
二室分の容量の24時間乾燥換気扇には、2階の押入れの換気もさせています。
で洗面台の上を、バスタオル掛けを兼ねている、100mmスパイラルチューブで
通過し、外壁の換気口へ。
その換気口のメッシュが5年程の使用で詰まってきていて、衣類の乾燥に時間が
掛かるようになっていたんですね。
しかし! 当時、メンテナンスの知識の無かったワタクシは換気口の取り付けに
グルっと外周にコーキングを塗布して、スパイラルチューブに " スポッ!" って。
ちょっとやそっとじゃ外れんがな!
そんなウチのどこに、その浴室があるかって?( 誰もきいてくれませんが・笑 )
薪ストーブの背面、壁に埋め込んだミニ本棚のある、その出っ張りは、居間側に
出入り口のある浴室なのです。
あっ背景にあるログ調の物置小屋に見えるのは、男女別の便器を据えたその中で
ミニ宴会も出来そうなトイレとなっております。
Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.
コメントする