敷居の上を滑らすタイプの建具を作るのは初めてだったので、ちょっと
自信無げに進めてきましたが、片側はガラスを入れるために固定せず、
反対側をボンドでガッチリ固めることによって、コの字形をしっかり保持
させた枠を完成させてから上下の凸を刻み、塗装下地のため磨きます。
木材の繊維に沿って磨くにはオービタルサンダー (前後動作) ですが、
このような用途にはランダムサンダー (楕円動作) が大活躍。
研磨力が強いので、よく磨ける反面、もちろん 「やり過ぎ」 に要注意、
上下の溝の中を滑る凸部分はガタツキを無くすために、クリアランスを
ギリギリにしたので、面取りを含めて手で丁寧に平滑を出します。
さて、スムーズに動くか試してみたくてウズウズ、エアガンで粉を飛ばし
貼り付け敷居にはめてみます。
ちょっと枠が太めなのと、まだ白木のままなので和室の建具というよりは
ログハウスに似合いそうなカントリー調ですね。 (笑)
そういったことが雰囲気を左右する例の、いい勉強になります。
オイルステインを塗り、いらなくなった古い建具のガラスを切って入れれば
完成ですが・・・ これまた上手くガラスが切れるか不安がいっぱい。
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