全国的に大きな被害が発生している梅雨末期の大雨ですが、ワタクシたちの町に
降る雨量もハンパなく、大きな被害が出ないことを祈るばかり。 帰途上で見る
あちこちの川の水位の高さに恐怖を感じます。
いま思えば、ホント知識が無かったのですが、16か17歳のソロツーリングの際、
島根県から広島県への県境付近の町で、大雨の洪水に遭遇し、押し寄せる水流に
オートバイごと流された。
・・・転倒させたバイクのウインカーが泥水の中で点滅しています。
ワタクシ自身も水流にのみ込まれたものの、泥土をあまり含んでいなかったので
自力で這い上がれたのですが、オートバイは住民のみなさんに引き上げてもらう
ことになって、ただでさえ町周辺がオオゴトなその上に、余計な作業を増やして
しまう始末に、ホント申し訳なかったです。「 ありがとうございます 」
キックペダルが下りずに「 あぁ、焼きついた 」と、肩を落としていたのですが、
運び込まれた町のモータース屋さんで、エアクリーナーやマフラー内の水を抜き
プラグを外して空キックを繰り返したのちに・・・ エンジン復活。
どこぞのお宅でシャワーを借り、着ていた服の洗濯までしていただいて・・・
ホント、ホント、ありがとうございました。 助けて頂いたみなさんのお名前も
地区の名前も確認しないままに町を出発してしまいました。
大人になったその後に、何度か周辺へその町を探しに行ってみてはいるのですが
町に入らずに抜けるバイパス道路の整備が進み、記憶をたどれないままに・・・
「 ありがとうございます 」
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