田舎暮らしは家に居ても外で作業していることも多く、そういった場合に備えて
玄関先に、ワタクシの携帯番号を掲示しているのですが、ソレで助かった。
見知らぬ番号から電話が入り「 水道検針員の〇〇です。 量水計が異常に進んで
いるので漏水が疑われます。 現在もパイロットがクルクル回り続けています 」
( パイロット = 水流を目視できる風車みたいな丸いの )
「 えっ! ソコで止めておいてもらえますか。 ちなみに今回はお幾らほど? 」
「 ・・・6万円ほどになっています 」「 ・・・ 」
そういえば先週、メーターボックス内部を発泡スチロールで防寒対策をした際に
パイロットが回っているのを目視したのですが、家の中で洗濯機を使用中だった
のでソレと信じて確認しなかったのです。 そこからだけでも10日ほど・・・
しかし、それだけ漏っていれば、どこかに漏れ染みなど表れていてもいいような。
家のアチコチに設置した、床下点検口を開けてバルブを閉めることで、ソコから
下( しも )を遮断することができ、問題箇所の特定に迫って行きます。
長い金属棒を配管の要所に当てて、聴診器のように使用して水流音の強弱を確認。
どこの床下のコンクリートも、ライトで照らせばしっかり乾燥していて問題無し。
覗き込めば、発泡ウレタンで保温した、湯船の裏側の乾燥も確認できます。
エコキュートの下部パネルを開けて、そこのバルブも遮断してみます。 しかし
まだパイロットは回っている・・・
量水器の周辺がアヤシイと思い、一輪車に二杯分ほどの土を掘り返してみますが
問題個所発見には至りません。
絞り込むために、架橋ポリエチレン管を用いた工法のヘッダー部分で、気になる
分岐を外し止水プラグを挿入。 しかし、まだパイロットは回っている・・・
家の床下に引き込んでスグの場所には、止水バルブを設けていなかったのですが
ソコにも止水栓を設けて確認するための材料を用意したところで本日終了。
ソレでパイロットの回転が止まらなければ、屋外から床下への2メーターほどの
区間しかあり得ず、それは分厚いコンクリートの中です・・・
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