移動中のクルマのAMラジオから、モルダウ第2曲「 ヴルタヴァ 」(約12分)が
フルで流れてきます。 その前段では、わかりやすい解説で、1968年8月20日に
ソ連率いるワルシャワ条約機構軍が国境を越えて、チェコスロバキア全土占領。
国営放送アナウンサーが建屋に戦車が迫る、その放送の最後に「 もうすぐここも
占拠されるだろうから、今後発信される放送内容は真偽を疑え 」と訴え、そして
その後は国歌「 ヴルタヴァ 」( モルダウ )を流し続けるのみ。
インターネットの無い時代、世界はその出来事をアマチュア無線で知った・・・
そのチェコ事件を含むチェコスロバキアの変革運動「 プラハの春 」についての
語りに続いての、モルダウ第2曲「 ヴルタヴァ 」(約12分)のフル演奏です。
ワタクシたち世代が小学校に入学する頃の出来事でしたから、のちの勉強で知る
ことになるのですが、同様の体制強要は現在も身近な国々で起き続けています。
ラジオから流れる演奏が終了し、内容が変わってスイッチを切り、少し窓を下げ
取り込む冷気に思い出したのは、映画にハマっていた中学生時代ロードショーで
観た、第二次世界大戦中の実話に基づき、全編プラハで撮影された「 暁の7人 」
それ以来、なにかの媒体でタイトルを見かけることも無く、さきほどのラジオで
突然思い出した映画、パンフレットやチラシも持っていたハズだけれど・・・
検索してみれば、DVD化されているらしい。
アラン・バージェスの原作ノンフィクション「 暁の七人 」も再度、購入せねば。
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