やさしい暖房とともに、室内でゆらめく炎の癒し効果が大きい薪ストーブですが
その特性やそれさえも楽しい手間からすれば、その日をゆっくりと過ごすような
時間の使い方の中でこそ似合う薪ストーブ。
朝の準備をバタバタ済ませ、みんなが仕事へ学校へと出かける生活スタイルでは
薪ストーブの使用が難しいですし、田舎暮らしの休日でさえ、外仕事をたっぷり
済ませてから家に戻れば、炎が消えかけているという。
なので外出の予定のない寒い雨の休日、こんな日には薪ストーブがよく似合う。
点火から1~2時間ほど経てば家全体が暖まり、雨音を聴きながら薄着で過ごせ
買ったままに目が通せていなかった本をめくってみるとか。
コトコト温める調理はもちろん、放っておく訳にはいきませんが、炉内の高温を
利用した調理をすることも出来て、漂ってくるタマネギスープの匂い。
そんな薪ストーブ設置の大きなハードルは煙突工事で、設計も予算もオオゴト。
現在、ちょっとアタマの中で煙突工事をシミュレート中で、効率優先で考えれば
壁抜きよりも屋根を抜く少々リッチな角筒型煙突を、防火上のアレコレを余裕を
持ってクリアさせる方法で。
ただ、セルフシミュレートのそれでさえ、一つ一つの部材の高いこと!
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