昨日を引きずって・・・ ワタクシ世代のスカイラインやフェアレディといえば
L型エンジンだったのですが( もちろんGT-Rや、Z432はS20型 )これが面白い
直6エンジンで、L20ノーマルだと重くてノロいイメージが優先し、アクセルの
レスポンスも鈍重なのが、ちょっと載せ換えるとか、ソレックスやウェーバーに
換装するとか、ハイカム、ビックバルブ、タコ足、デュアル、等々。
少々、手を入れれば、低回転からトルクの塊のようなパワーで、そのまま高回転
まで引っ張れる怒涛のエンジンに。
排気量のバリエーションが多くあり、シリンダーの肉厚に余裕のあるエンジンは
ボアアップの際にYAMAHA XT500のピストンが使えるなど互換性も高かった。
ただ、トヨタのツインカム2T-G( これまたヘッドはヤマハ製だったり )などと
違って、エンジン単体で見れば大型トラックのエンジンと見間違う( 笑 )L型は
" カウンタフロー " という、アマチュアではどうしようもない設計の問題が。
※ エンジンの吸気と排気が同一側面にあるので、タコ足の上にキャブがくる。
当時、チューニングバイブルだったCARBOYという雑誌に、岡山のチューナーが
L型のツインカム4バルブ、クロスフローヘッドを独自で設計開発した記事が!
まぁ、入手できるシロモノでは無かったのですが( たぶん現代のフェラーリ購入
よりハードルが高そう )その記事を何度も何度も読み返した記憶があります。
その伝説のヘッド " TC24-B1 " が! その「 OS技研 」から " TC24-B1Z " の
ネーミングを冠して最新仕様として蘇り・・・ 限定受注生産されています。
あぁ究極 " Z " の称号への憧れやまず・・・
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