午前中にはリフォームの見積現場へ同行して、プロの目を横から拝見することで
ほんの少しですが、その目線、考え方を学ばせていただきます。
ゼロから何かを作る際の見積は、その答えも見つけやすいのですが、リフォーム
工事の難しさは「 かかってみなければ判らない 」が多くあるところ。
例えば500万円が予算のリフォーム工事で、床や壁を捲ってみたところ、虫食い
などの傷み、または建築時や、以前のリフォーム時の不具合が発見されて、その
対応や修復も含めれば、予算を遥かに超えることに。
その傷みや瑕疵には触れず、そっと予算通りに進めて行くのが親切なのか・・・
ね、難しいでしょ? それらの途中経過を省き、結果、かかった額だけで言えば
「 500万円の予定が、〇〇〇万円になった 」ですもんね。
自分自身の住むところに置き換えれば「 ソレを見なかったことにする 」という
選択肢はあり得ない訳で、するとウチのように予算は青天井。( 笑 )
最近は戸建てもマンションも、しっかりした建物ばかりですから、そんなことは
ないのですが、ちょうどリフォームなお年頃の、昭和後期~平成初期のイケイケ
時代の建築物は、しっかりとした確認をした方がよさそうです。
あっ、もちろんウチを含めてもっともっと古い、そんな時代の建物に大掛かりな
リフォームをしようとすれば、テレビのビフォーアフターよろしく、躯体だけの
丸裸にした、耐震構造からの見直しが必要です。
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