満14年・89,000km の時に、いまや死語となった " NOx・PM法 " により車検が
受けられなくなって手放した、106系ハイラックスピックアップトラック。
2.8Lディーゼル、ラダーフレーム、四輪板バネ仕様は、長年の所有でも、機関や
車体周りのヤレは、ほぼ感じられない頑丈さで活躍してくれていました。
その時点で、現在の田舎暮らしがスタートしていれば、手放さずに済んだのかも
知れず、いままさに荷台にチェーンソーなど積んで、乗っていたいクルマです。
さて現在の満15年・77,000kmほどが経過して、これも機関や車体周りのヤレは
ほぼ感じられないハイエースですが、さすがに黄ばんだレンズのヘッドライトや
好調、不調を繰り返すナビなど、装備品の経年劣化は致し方のないところ。
ナビの必要はありませんが、スペース的に " ナビに見えるようなオーディオ " へ
換装することも考えたのですが、ダッシュボードをバラす手間を省きたいがため
同型モデルの中古ナビを格安で購入し、表側からアクセスできるハードディスク
2台を、中古品と交換して正常に動作するのか? 実験してみます。
すると・・・ ナビは本体基盤とのデータアクセスが要るようで( あたり前! )
動きませんが、ラジオは初期化されて起動( 嬉! )もう1台のハードディスク、
ミュージックサーバーも稼働しだし、どこの誰かは知りませんが、この中古機が
ナニかのクルマに積まれていた際に再生されたCDが録音されて、いまワタクシの
ハイエースで、録り溜められたジャズピアノを奏でています。
この曲は、地平線見える北海道の最果ての道で流れていたのか、はたまた沖縄の
左ハンドルの日本車のオープントップで流れていた曲か・・・
想像を膨らませ、過去に駆けた全国の道へ思いを馳せてみると、それまた楽し。
あっ、車検必須のバックカメラも正常動作に復活。
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