社会科の時間で習った " 二期作 " とか " 二毛作 " は、教科書だけで知っていた
言葉でしたが、早いもので田舎暮らしを始めさせてもらって、もうすぐ12年。
朝な夕な目にする田園風景に、そういった言葉があたり前の景色として、生活の
中に溶け込んでいます。
とは言うもののウチに田畑は無く、田んぼや畑仕事に携わっていないので、実際
のところ、まったく詳しくないままに現在に至ります。
集落の田んぼには水が張られ田植えも完了しており、しばらくすれば育った稲が
水面に映り、一面の田園風景が広がるのでしょう。
また麦畑では実りを迎え、これまた一面の赤みがかった黄金色に染まっています。
まだ明るさの残る、集落に入るための峠に差し掛かる手前、早めの帰宅となった
フロントグラス越しの風景に「 あぁ、帰ってきたなぁ 」と。
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