天気予報通りに、グングンと外気温が下がってゆく夜、冷暖房器具の無い寝室の
温度も、いつもよりはずいぶんと低いようで、飼い猫の " ゆず " が、ワタクシの
掛布団の中に潜り込んできました。
今シーズン " ねこたんぽ "( 湯たんぽの猫バージョン )の、暖かいシアワセは、
あと何回、発生するでしょうか・・・
潜り込んだ布団の中で、ワタクシのお腹を踏んづけたりしながら、方向転換して
ワタクシとアタマの向きを揃えた " ゆず " は、クイクイとポジションを修正して
その半身をワタクシにゆだねてきます。
" ゆず " に気を使い、ワタクシは不動キープで、寝返りを打てません。( 笑 )
しかし、気づけば " ゆず " は布団の中にはおらず、いつも通りに、いつの間にか
布団の上の、ワタクシの足元あたりに移動しているのです。
するとワタクシは、クイが打たれたように " ゆず " の重さで固定された掛布団が
引き上げられずに、肩元が少々寒い思いをしなければならず、どちらかと言えば
" ゆず " は、布団の中に居てくれる方が、都合が良いのですが・・・
「 あっ、布団の中に入ってくるのは、ワタクシへのサービス精神なのか? 」
そうそう、シアワセだけじゃなくて、ワタクシが布団に入ってスグには、階下の
居間で " ゆず " がゲロゲロする声が聞こえ、温もりかけた布団を抜け出し、その
掃除に降りたことを思い出しました。
「 キホンてきに、ほっといてください 」
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