つい先日まで、元気で活躍されていた方の訃報が飛び込んできて、驚くばかり。
ワタクシたちが集落にお世話になりはじめて、もう10年以上が過ぎるのですが、
その最初に、アレコレ教わった方々のお一人で残念でなりません。
どなたもそうなのですが、田に畑に、草刈りに、からだの休まる間もなく働いて
おられる姿を、日々お見かけするので、ご高齢という感じは全くありません。
なので、その訃報により驚くのです。
お見送りに関して、ワタクシたちが集落にお世話になる少し前までは、自宅にて
とり行うことが多く、それはそれはオオゴトだったそうですが、現在では専用の
会館を使用することが標準になって、町のそれと何ら変わることはありません。
しかし隣保として、お手伝いさせていただく項目は、町中のそれらと比較すれば
やはりアレコレと発生し、ワタクシの出来る範囲のことをさせてもらうのですが
こうして日々お世話になっていると、それは大変というより「 させて頂きたい 」
との気持ちがすべて。
それはたった10年を越したところですが、月日がそうさせてくれるのか、先代、
先々代、もっともっと昔から、そこで暮らされている集落に加わらせてもらった
感謝の気持ちでいっぱいなのです。
雑誌などで取り上げられる " 田舎暮らしへの移住 " は、表面的な良さや悪さに
目がゆきますが、継続して暮らしてこそわかる大きな何かが確かにあります。
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