工事中というか、工事前というか、クロスを剥がしたままの寝室は、たとえ1枚
ずつでも、用意済みの杉板を張って行かねば、いつまで経っても進みません。
厨房から繋がる、薪ストーブを据え、天窓を設けてフリースペースとした部屋も
リノベーション前は天井低く暗い部屋だったのを、小屋裏を開放し、屋根傾斜に
沿って杉板を張り、今回の寝室と同様の仕上げにしてあります。
その際は東西となる、両軒先から棟にかけて張り上げて行ったのですが、今回は
棟から南北となる軒先方向に向けて、張り下げて行く施工をしてみます。
まずは各ポイントで寸法を採り、棟からのズレを確認し、微妙な寸法は羽目板を
0.5mm ずつズラせて行くなどの方法で吸収させることに。
で、採寸通りに杉板をカーポートの下で丸ノコ切断し、その1枚を持って建物に
入ろうとすると、お隣のミーちゃんが足元にまとわり付くので、かわしてドアを
閉めて、居間を通過し階段を上がれば、寝室の工事現場に " ゆず " がやって来て
「 ニャア 」「 ハイハイ、危ないから下に行っててね 」と追い払い・・・
まさに「 前門の虎、後門の狼 」ならぬ「 前門の猫、後門にも猫 」
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