壁に埋め込まれたスイッチ一つで動作する対象物が、そのままでは簡単に動いて
しまうので「 ほんの少しだけ複雑な方法にしたい 」との声に、「 では、2個の
スイッチの同時押しで動くようにしよう♪」と考え、現行のスイッチ上方に穴を
開けてプッシュスイッチを新たに設けて回路を切断して、ソレを押し込み続けた
状態でないと回路が繋がらず、元々のスイッチが効かないという目論見は・・・
見事に失敗。
ワタクシの想像不足のせいでスイッチの動作が複雑怪奇になってしまい、一応は
その説明文など作ってみたのですが、これでは「 ほんの少しだけ複雑だけれども
誰もが使える 」という目的に達していないと判断し、あえなく撤退。
新たに設けたスイッチには「 ダミー 」と書いたシールを貼り、とりあえず元の
フリダシ状態に戻して、作戦の組み立てなおしです。
考えてみれば簡単なことなのですが、何を思い込んでいたのか・・・ オマケに
ハナシをややこしくするのは、壁埋込型の最近のデザインのシーソースイッチは
見た目にONの状態なのか、OFFの状態なのかが分からないのが致命的で・・・
さて以下、想像よろしくお願いします。
フツーの回路内に並べたスイッチ、プッシュスイッチ( 押している間だけON )
で回路を切断して、押せば回路が繋がり元々のスイッチが機能するというハズが
そのONなのか、OFFなのか見た目に分からない片切スイッチを " ON " のままに
していると、1個目のプッシュスイッチを押した時点で対象物に通電してしまい
機能してしまうんですね。
元々のスイッチを触る前に機能してしまうので、これは迷う! もう、まったく
ユニバーサルデザインでないことをしてしまい反省しきり、う~ん、どうすれば
誰にでもやさしいダブルスイッチにすることが出来たのか・・・
はたまた " 通電しっぱなし " という状態も必要なことに、あとで気付いたり。
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