被災された方々にお見舞い申し上げます。 台風など徐々に接近する災害と違い
地震は避けようもなく、その瞬間どこに居たのかが " 運 " と言ってしまえばそう
ですが、補強無く崩れた壁の下敷きになってしまう等、そのときになって分かる
人災の影響で、怪我や命を落としてしまうのはいたたまれません。
日頃から危険を察知する目をしっかりと、周辺や自身の管理所有物にそのような
構造のモノがないか注意を払い、早めに対処しておきたいところです。
さて田舎暮らしの我が家、居間側はテレビ番組さながら、一旦、土壁を落として
束石の上に乗った柱を取り替えたり補修を施し、傾きを直して束と固定し、その
束は地面全体を覆うように流した厚み10センチのコンクリートで固めています。
筋交いに建築金物、構造合板を用いてその柱間を固定して、少々の揺れでは屈折
しないようにしたのですが・・・ 大きな揺れに耐えられるかは難しいところで
もうすると、その瞬間、そこに居ない " 運 " に頼るしかありません。
昨朝の大きな揺れの瞬間、ワタクシは庭に、彼女は家の中に居たのですが、すわ
外から建物を見て、彼女はどこに居るのか! それが心配だったところ、彼女も
そのあたりは分かっており、平屋部で屋根の軽い厨房に逃げたそうで、そこなら
崩れても被害は少なそう。
寝室にクツを置いておくなど、忘れた頃にやってくる天災に備えた準備は、常に
意識しておきたいところです。
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