「 FIA世界耐久選手権 第2戦 ル・マン24時間レース 」、日本時間では土曜の
夜に決勝がスタートして、日曜の朝が来た約8時間後の途中経過は、しっかりと
" トヨタTS050ハイブリッド " 7号車、8号車がワンツーを堅守しています。
仕方ありませんが、複雑なクラス分けと各メーカーの思惑が絡まり、総合首位を
周回するこのクラスに今年、ポルシェ、アウディ、そしてメルセデス・ベンツは
参戦しておらず、ともに " フォーミュラE " へとシフトしています。
ハイブリッド車を前面に推すトヨタと、完全電気自動車の普及を目指す他社との
市販車分野での勝負は、どうなるのか? インフラが追いついていない現状では
ハイブリッドが現実的に感じますが、一気に趨勢は変化するかも知れません。
競技分野の電気オートバイ、自転車もかなり現実味が出てきており、世界選手権
レベルの大会は、もうすぐそこでしょう。
二輪市販車分野では、アシスト自転車など市街地利用に限定すれば、すでに普及
していますが、パワー持続時間の問題があって、サイクリングなど遠乗りをする
には解決しなければならない問題が・・・ " バッテリー " ですね。
これが丸一日の利用に耐えられるようになれば、電気オートバイでツーリングも
近いような気もしますが、日が暮れて行くわ、天気は崩れるわ、バッテリー計は
ゼロに近づくわ、みたいな状況は想像したくありません。
軽トラなどからガソリンを分けてもらうことも出来ませんし・・・
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