およそ一般的な作業の " 勘どころ " は把握しているつもり、例えばオートバイの
アンダーブラケットに倒立フォークを固定する際には、適正な締付トルク管理が
重要で、グイグイ締め込むとスムーズなサスペンションの動きを妨げ、ひいては
高速直進走行中のハンドルのブレに繋がって・・・ 大転倒など。
両ヒザで思いきりタンクを挟み込み、耐えられるかどうかが " 勘どころ "( 笑 )
ステム周りなど、やはり摺動部に多いでしょうか。 自転車は部品点数が少ない
反面、各パーツ毎にしっかり管理された組上げをしないと機能しません。
構造合板にビスを打つ際は、くい込ませてしまうと " 構造合板 " としての機能を
満たさないとか、プラスターボードに打つビスも適正であれば、その後のクロス
下地の作業がシンプルになって、ひいては仕上がりのスッキリ感に繋がるとか。
さて昨日の、洗面台の裏というか、下というか、手の入りにくい場所での作業は
斜めに差し入れた小型モンキーレンチを、手を伸ばして少しずつ回すものだから
トルク感乏しく、作業を終えたと思いバルブを開けると、接合部からプシューと
水が漏れて、いやもう恥ずかしい次第。
締めすぎ感のないままに締めすぎて、フレキ管のゴムパッキンを傷めたようです。
新しいパッキンに交換し、再度、手のひらのトルクを感じ取りながら、やさしく
締めてバルブ開・・・ 大丈夫です。 各接合部に紙を当て濡れていないか確認。
いやはや、まだまだ世の中99.9パーセントの " 勘どころ " が分かっていません。
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