「 便器本体の下からジワッと水が染み出ている 」との通報に( 笑 )「 すわっ
緊急事態! 」と、クルマを工具積載状態のハイエースに乗り換え駆けつけます。
床水栓周辺とか、そこからタンクへ繋がるホース接合部ならば上水ですが・・・
とにかく急ぎます!
フルリフォームの自宅や、スケルトンから施工の事務所、和式を洋式へ、1台を
2台へ、各種の変更を加え施工してきたトイレ&便器の数々には、ソレを施して
いないのですが、ココでは・・・
床と便器の間に生じる毛管現象で、手の届かないところに水分が侵入し、それが
着臭に繋がるのを防ぐために、据え置いた隙間にコーキング処理をしています。
通報の現場は先日、床表面材の張替え工事が完了したあとに、ワタクシが上記の
方法で便器を据えた場所です。
あり得ないと思いますが、便器磁器とVU管フランジの接合部から漏水があれば
便器の内部に排水が溜まり、染み出すということになりかねません。
現場到着。 ほほぅ、確かに染み出しているように見えます。
念のためティッシュを当て水分確認をしてみたり、さらに念のためコーキングを
一部切って、内部まで薄紙を挿し入れてみますが、当然に無事で「 よかった 」
その部分のコーキングに、従来は白色を使っていたのですが、問題がある場合に
経年で黄濁するのがいまいちで、今回からクリアを使ってみていたのです。
すると、便器下部周囲の、乾燥した透明のコーキングが、水が染みているように
見えなくもなく「 異変に気づいてくれて、ありがとうございます 」
施工を変えたことを周知していなかったワタクシのせいですね。
今回は何事もなく無事だったのですが、もちろん万が一ということもあり得ます
から、なにかに異変を感じれば即、教えていただけると助かります。
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