徒歩でもクルマでもバイクでも、猫道が好きなことは、ここでも何度か取り上げ
延々と1km以上のバックなど、痛い目に遭ったことこと数知れず。
「 この道は抜けられるのだろうか? 」と見つければ、確かめずにいられません。
北へも( トンネル開通で快適に )東へも、急峻な峠を越えれば、文化も環境も
ガラっと違う( 北へはナンバープレートも )市町村へ抜けられるのも魅力的な
田舎暮らしのココですが、昼食に旨いソバを! と本日は東へ峠を越して、信号
少ないのどかな道を行けば、ちょっと右手にそれ、大きな高齢者施設横の山道が
確か抜けられたゾ、とオフロードバイクで通過したことがあるのは15年前。
記憶ではほんの100mほど、1~2分だったとの思いでフツーの乗用車で入って
行けば、なんのなんの両側から伸びる草木がボディぎりぎりで、助手席の彼女は
当然にあきれ、「 ・・・またビョーキが始まったわ 」
あっもちろんナビにも、こんな道は表示されません。( 笑 )
荒れた道をクネクネと、低い山を越えるその分水嶺になかなか到達しません。
「 あれ~? バイクで越えたときは、ほんの一瞬の道だったけどなぁ~ 」
やっと頂上を越え、南側眼下に明るく広がる台地の町を眺めながら、道幅も広く
なった山道を下り始めると・・・
「 おっ、山の中の一本サクラ! 」
遠回りどころではない、超!寄り道ですが、抜けた満足感は何物にも代えがたく
急に取れた春の休日に、思いがけないご褒美。 ナビの画面を切ってクネクネと
東へ、南へ、なるべく走ったことが無さそうな道を選んで進みます。
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