高速道路建設中のトラブルあれこれ、国は違って建設中の歩道橋の橋脚落下など
事故に遭われた方々にお見舞いさせていただくとともに、「 なんで? 」
技術や安全に関してのルールが伴わないまま、急成長する国で起こり得ることは
あっても、技術面からも労働安全の面からも、十分に成長したと思い込んでいる
国の現場で相次いで発生する事故。
人材不足や、経験継承が上手く行われていないなど、ニュースの解説を見ていて
思うのは、JV級の大きな現場でなくとも、同様事象は市井の現場でも多発中。
まず、ワタクシが歳を重ねてしまっていることを差し引いても、現場で活躍して
くれている職人年齢が、高齢の域に達しておられる方か、または極端に若いかの
いずれかで、活きのいいベテランと言われるような年齢層の超少なさ。
百歩譲って実務を担うのは若手としても、" 親方 " と呼ばれる立場の、要するに
" 社長 " さんの年齢が、もうメチャクチャ若い例もチラホラ見かけて「 ヲイヲイ
大丈夫かぁ? 」との心配が、そのまま現実になることも・・・
若いからダメとか、高齢だからダメということではなく、そもそも、その仕事で
お金を稼いでいる社会人としてどうなん? と、感じる例が、残念なことですが
ここ10~15年ほどで非常に多くなっているように思います。
いまの時代の、教育から始まる社会構造が原因であるならば、これはちょっとや
そっとじゃ修正が効かない根の深い問題です。
Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.
コメントする