井戸のフタを外すのは何年ぶりでしょう。 飲料水に使うのであれば、年に一度
完全に水を抜ききり、ゴミなどを除去する " 井戸洗い " という行事が要るらしい
のですが、外したフタから下を覗くと・・・ コレを? 誰が??
以前に測った際には、フタから地下の水面までが約4m、水面から底まで約4mの
合計8mの深さがありましたから、もうその下はマントル層かと言うくらい深い。
釣瓶の縄を( まだありませんが )からだに縛り付けて、垂らした縄梯子を伝い
高圧洗浄機のノズルを片手に・・・ いや、その前に上部から工場用の扇風機で
空気を送り込んで、酸欠を防がねばなりません。 ワタクシがするん???
という訳で " 井戸洗い " は別の機会に譲り、まずは、ここに移り住む以前からの
相当にアバウトで隙間だらけの作りの " 井戸フタ " を作り直すことにします。
まずは寸法採りのために、従来のフタを外し、5cm厚のコンクリートで造られた
円柱状の井戸の、その直径を測ってみれば・・・ 外径78cm、内径68cm。
厚めの杉板を接いで( はぐ・材を接合して天板などを作ること )900×900mm
程度の広い板を作りジグソーで丸く抜く作戦。 それを1:2で切断、1/3は重く
作って固定させ、2/3を開閉式に。 ヒンジ部に隙間を作らない工夫が必要です。
「 どこまで進んだか 」 って? 採寸して、CADで図面引いて、板端材を集めて
ホンザネ刻んで、ボンドで接いで、平らに固まるように重しを載せています。
丸く抜くのは、いつのことやら。
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