濃いオレンジの色合いに「 覚えがあるな 」と思い、古い写真を紐解いてみれば
「 あった!」
ちなみに、昨日の写真の " ゆたぽん " がLサイズで、これはその半分サイズ。
この写真を撮った日付を確認すると、2008年11月25日。 田舎暮らしの集落に
入る峠で出会い、手のひらに乗せて帰ってから3日後・・・「 小さい 」( 笑 )
「 拾ってきたらアカンやん!」と注意する、そのとき彼女には「 いやいや峠を
通りかかったら、手のひらに乗ってきたんや 」と説明したワタクシ。
実際のところ、午後9時過ぎだったと思うのですが、ヘッドライトに照らされた
小さくて白いモノが、道端の乾いた溝の中にトン! と下りるのが見えたのです。
路肩にクルマを停めて、コンクリートの溝蓋の下を覗き込んで「 チッチッチッ 」
とワタクシ、手のひらをフラフラさせて興味をひきながら呼ぶこと約30分。
トタ、トタ、トタと時間をかけて、一歩ずつ近づいてきたナニカが指先の臭いを
クンクン嗅いだところで「 仔猫やん♪」、キュッとやさしく手のひらに包み込み
帰宅すれば、ワタクシに注意しながら「 ゆず 」と呼んでるし、彼女。
この年の冬、手のひらに乗せた翌日の夜が零下に冷え込み、初霜となりました。
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