夜中に階下で回る洗濯機から、カラコン、カラコンと響く音、あぁ、ポケットに
何か入れたまま洗ってしまったかな・・・
布団の中で聞くその音が激しいものではなかったので放置し、翌朝になってから
確認すれば、直径11cmほどの丸くて中心が膨らんだ、どら焼き形状の白い樹脂
製品がゴロンと洗濯槽の中に。
こんなモノ、ポケットに入らんわ、と斜めドラムの中に顔を突っ込み確認すれば
洗濯槽中心部の極太取り付けボルト6本をカバーして、どうやら六角のアタマで
洗濯物を傷つけないようにする保護カバーのようです。
中心のボルト1本で留まっているソレの根元が、水と高温に晒された経年劣化で
破壊して取れ、洗濯物と一緒に、カラコン、カラコン。
調べれば、同じ部品が取れてしまった主婦がネットの知恵袋で尋ね、修理見積り
2~3万円にウチと同型洗濯機の買い替えを決断したようで・・・
洗濯槽側に残った樹脂部を外してみようとしましたが、ステンレス槽と同化して
それだけの取り外しが無理なのと、もしかするとパッキンの役目もしてるかな。
加水分解が進んだモロモロで、もうこれ以上は触れません。
その見た目、1,000円程度の部品の入手も不可能で、水と乾燥時の熱に晒されて
耐えられるかどうか分かりませんが、出たとこ勝負の一発修理を施してみます。
破壊した中心部は二液混合難物接着剤で固め、カバーするボルト6本のアタマに
コーキングを乗せて樹脂部品と隙間なく固定してしまいます。
接着剤乾燥後に「 衣類は避けて、バスタオルなどで実験してもらえれば・・・ 」
おっ! 調子いいやん。 いつまで耐えられるか分かりませんが、もし外れれば
もう一度だけ、ボイラー配管などで使う、耐熱用シーリング剤を使用した実験を
させてもらい、それでダメならば洗濯機の買い替えでしょうか・・・
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