古いハナシをヘーキで書いてくるので、さも昨日の出来事か! と惑わされるココ
ですが、さて六甲山全山縦走の逆走はいつのことかと、データを繰ると、すでに
10年以上ムカシのハナシで、いや申し訳ない。
阪急宝塚駅前で午前0時11分、笑顔で写真に納まる3名の " 漢 "( あえてこの字
を使いたい )がいます。
このルート、一般的には早朝の須磨浦公園から暮れかける宝塚まで、六甲山塊を
延々と歩くのですが、前半は住宅地を抜けるシーンも多くて、階段の上り下りも
あったり、と思えば " 須磨アルプス " と呼ばれる山深いような絶景があったり。
とにかく、アップダウンがいっぱい。
で、六甲山頂を過ぎれば明らかにひと気が減って、それこそホントに山深い中を
延々と緩やかに下り、引きずるような足取りで宝塚駅に到着するのです。
つまり逆走すると、元気な際には緩やかな山道なのですが、後半の疲れが溜まり
だしたところで登場する、少々キケンな " 須磨アルプス " や、長い階段下り。
この日、六甲山山頂はまだ暗い午前4時18分に通過していますね。 やがて夜が
明け、コッヘル出してカップラーメンで朝食して・・・ まだ笑顔です。( 笑 )
大竜寺のバス停で写真を撮って、再度山を越え、正午に菊水山。 鵯越あたりの
コンビニで、〇ー〇飲んでる写真が!覚えてないけど。 高取山の参道の茶屋で
うどんを食べたのが午後3時。 陽が傾く妙法寺の午後4時。 たしかこのあたり
から「 陽があるうちに須磨アルプスを越さねば! 」と足早になったような。
なんとか抜けて明石海峡に沈む夕陽を眺める17時20分。 高倉台を抜け最後の
旗振山山頂が18時18分。 漢3人、フラフラになって塩屋駅にたどり着いたのが
19時16分。 完全トレースの六甲山全山逆走、全行程19時間05分。
逆走ではない本ルート走破と比較して、プラス5~7時間程度、費やしています。
なかなかハードな山行でした。
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