早朝、暗いうちに剣山壮を出発して剱岳往復、その前日には台風とともに室堂に
入って浄土山、一ノ越、雄山、真砂岳、別山と縦走してきています。
剱山頂から戻り、デポしておいた大きなザックを背負い直し、剱沢の雪渓を下り
真砂沢ロッジからは仙人新道の登り、たどり着いた仙人池ヒュッテからの剱岳・
八ツ峰の眺望はフィルムを消費させてくれます。( 笑 )
昼食にインスタントラーメン、歩みを進め山道沿いの仙人温泉で汗を流し、剱岳
山頂に立った本日は、阿曽原温泉まで下って明日の黒部川、下廊下に備えます。
連泊の山行の場合、翌日、翌々日の行程などもアタマに入れ、また非常時などの
ことも考慮した体力配分が重要です。
それに引き換え体力の限界あたりを試せるのが六甲山縦走で、山に入るからには
自身の準備と体力で完結できるようにしなければなりませんが最悪、タクシーを
呼ぶことが出来る可能性もある、ちょっと他ではあり得ない山行です。
最終電車で宝塚に向かった深夜午前1時だったか2時だったか、六甲山全山縦走
の逆走のスタート、深夜の山道に飛び出してきたウリ坊( イノシシの子供 )に
ビビったとこから始まる、須磨、塩屋までの地獄が待ち受けているとは、この時
まだ気づいていません。( 笑 )
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