その日の体調でコーヒーの味覚が変わるように、サスペンションセッティングも
未熟者にとっては、肝心の " 走り!" が安定していなければ、難しいものがある
のですが、対象が何であっても、機械を " 調整する " という心意気にカンパイ。
重要なのは、いきなり動かさず、キッチリ初期値を記録やマーキングしておいて
セッティングの迷路にハマった際には " ノーマルな状態に戻せる " ということ。
さて、準備が整ったらイジってみます。( 笑 )
ってワタクシ、クルマはあまり詳しくなくて、若かりし頃にはH150のコイルと
KYBのガスショックの組み合わせや、最近ではクラシックミニにDELTANコイル
SPAXショックにHi-Loキットのストラットを丸ごと外して・・ みたいなことを
していましたが、おもに車高調整のためで、走りのセッティングではありません。
4輪リーフスプリングの4WD時代は、その気になればいくらでも触れましたが
サスペンションに関しては終始ノーマル。 現在のトーションバーは触ったこと
さえありません。( 一度、調整にチャレンジしてみなくてはなりません )
さて二輪、精神状態ノリノリだとサスがどうだろうと、勢いでウォッシュボード
( 現在の呼称はフープス )に飛び込んで、バババババーと抜けられたのですが
暗算同様、いまでは " なぜ出来ていたのか " さえ分かりません。
技術的なレベルがいずれにしても言えるのは、当時アマチュアとしてはしっかり
乗り込んでいて、体力的にしっかりコントロールが出来ていた、ということ。
自転車はもちろんオートバイでもクルマでも、それこそマラソンでも、レベルに
応じた安定の体力がないと、それに続くセッティングが始まりません。
あっ、ノーマルに戻さなきゃ。
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