という訳で、" トイレ " には拘りがあって、レイアウト上、スペースには制限が
ある場合が多いですが、なるべく広く、清潔感かつリッチ感のある建材を使って
ピシッとスマートに仕上げる・・・ 必要とされる機能には予算を割きます。
そこで横になって寝られるようなトイレを目指します。
そうそう、よほどマメに掃除をしないとサッシ窓のレール部分にホコリが溜まる
のも、トイレや浴室に窓を作りたくない理由の一つですね。 そこに目が行って
しまうと、横になって寝られなくなってしまいます。( 笑 )
同様に、臭い吸着や湿度調整の面から " 漆喰 "( 新建材系の )は魅力的ですが、
しっかり " 拭ける " という面を満たしていない場合が多いので、ビニルクロスの
選択もありでしょう。 数年後の " めくれ " が発生しないよう、全周にコークを
流し、入隅部分に溜まりが生じない施工がスッキリ感を生みます。
予算が許すならばパネル系の材料、とくに腰下には使いたいでしょうか・・・
万が一、床や腰下に飛沫が付着し、たまたま掃除をサボっていたら、ちょっとや
そっとじゃ除去しきれない染みが残る可能性があります。
なので、そもそも!( 笑 )小専用が無ければ、男性は必ず着座して使うように
する必要があり、それは現役世代くらいならば、すでに常識かもですが、高齢者
世帯が、足腰の問題や意固地があってなかなか難しいです。
綺麗にしておけば、サッと拭く程度で " キレイ " を維持するのは簡単ですから、
それがスムーズに行える、設計と施工と、日々の使い方が重要です。
Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.
コメントする