現場の広さに、あまり余裕がないというのに「 トイレは職員専用も欲しい 」と
彼女が訴えるのでなんとか図面を工夫し、坪サイズに近いものと、狭小サイズと
2か所設けることにして現在、自動洗浄タイプ便器の選定中です。
すると、トイレ内の手洗いも2台要ることになって、予算を圧迫します。( 笑 )
スケルトンからの造作ですから、リモデル( 据付に自由度があるリフォーム用 )
を選ぶ必要はなく、新築用の排水芯200mmタイプに汚水管を合わせ込めるので
5,000~10,000円程度、価格を抑えることは出来ますが・・・ 最新型、高っ!
さて新築やリフォームの際、暮らしの中のどんなシーンでシアワセを感じるかは
人それぞれで、家族で意見が一致するならば、予算配分を考えたいところですが
ワタクシの場合、田舎暮らしの自宅リノベーション( 部屋の間取りも変更する、
大幅リフォーム )で、ちょっと常識から外れたチャレンジをして「 良かった 」
と思っている点を二つほど。
1、トイレに窓は要らない。
窓を作ろうと思えば、壁に沿ったレイアウトになるでしょうが、" 要らない " と
割り切れば、部屋への採光面積が広がりますね。 換気は器具を活用すれば十分。
2、風呂に窓は要らない。
小原庄助さんよろしく、昼間に入る生活スタイルならば大きな窓も魅力的ですが
入浴が夜で短時間となれば、浴槽もあまり大きくなくていいでしょうし、換気も
浴室乾燥機で洗濯物乾燥と同時に済ませば、いつでもカラッと快適です。
もう10年近く、そのスタイルで暮らしていますが、なんの不便も発生していない
ですし、床下点検口から浴室付近に潜ってみましたが、よく乾燥していました。
換気や乾燥を窓に頼らず、電気仕掛けで十分と割り切れば、レイアウト自由度が
高まりますね。
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