解体工事が進む現場は、天井、木部、その他の撤去が進行し、残すは躯体天井まで
しっかりコンクリートブロックを積み、囲んで造られたトイレのみとなりましたが
現在の工法からすると不思議なほど・・・ 中途半端に頑丈です。
プラス、狭いうえにパイプスペース併設で、ガツガツ壊すことも出来ません。
また工事を進めると、過去の現場の経歴がアレコレ判明し、例えば新築から二度の
大幅リフォームが施工されており、床張りに使われている材料がそれぞれの時代で
違うことにより、およその施工年代が推察できたりします。
それにしても過去二度のリフォーム工事は、古い材料を撤去せず上から張る工法で
施工されているので、今回の工事では新築時のものを含めると3層の床材の撤去と
なって、廃材が山のように・・・ その分、費用がかさみます。( 涙 )
はたまた解体工事が進んで各種配管が露出してくると、これまたリフォームごとの
継ぎ足し複雑怪奇な現状が現れて、今回はすべて撤去の完全スケルトン状態にする
ので、古いものは一切使用しない安心感があります。
こと電気に関しては古い配管を使って引き込まれ、相当老朽化した 8sq × 3C には
見切りをつけ、使用容量も増えるので電柱引き込みから新設する方向で調整したい
と考えています。
トイレの解体工事が完了し、配管類もすべてが露出すれば、平面、立面とも正確な
図面が引けますので、いよいよ具体的なプランニングに移る楽しさはあるのですが
事務仕事など、停滞させている項目も山積で、さて時間の捻出をどうするか!?
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