タイヤの手組み交換、その2

 

 

という訳で、まずは軽トラックのホイールから、古タイヤのビードを落とさねば

ならないのですが、残念ながら手元には " ビードブレイカー " と呼ばれる、テコ

を利用した、少ない力で作業可能な道具がありませんし、さてどうしたものか。

 

( 一般的にはタイヤチェンジャーを使い、手際よく安心安全キレイな仕上がり )

 

※ 以下、よい子はマネしちゃダメよ。

 

バルブからムシを抜きエアを開放したタイヤを、荷台下のスペアタイヤラックに

吊り、ガソリンタンクとの隙間と、ビード部に当て板をしておいて、ジャッキで

持ち上げます。 あらかじめビードとホイールの隙間に潤滑剤など。

 

すると、グイグイとビードが持ち上げられグニュと外れるのを確認し、裏返して

もう片側を。 外れにくければ荷台に負荷を掛けながら揺すればOKでしょうか。

安全第一、外れたジャッキでガソリンタンクに穴を開けないように・・・

 

と、まぁコレで表裏ビードが落ちたので、あとはタイヤレバーを掛ける反対側の

タイヤをしっかり抑え込みながら、クニクニクニと3回程でリムから外れます。

 

さて2個目のビードが少々やっかい。

 

リム径が大きければ、反対側も外向きに外してリムをタイヤの中に落としておき

クルッと90度回せば外れますが、固くなった古タイヤの小径ホイールだと、この

方法が難しく、ロングバールなどで2個目のビードに捻って外す力を掛けておき

プラスチックハンマーでタイヤを叩き外すほうがラクでしょうか。

 

ホイールに傷をつける可能性が高い作業ですので、バールは固木の棒に置き換え

裏側のビードから始めれば、支点はホイールの裏側になるのでマシですね。

 

この作業はタイヤ手組みの達人から、もっとスマートな方法を伝授いただきたい

ところですので、よろしくお願いいたします。

 

ホイールのビード当たり部分を清掃して整え、バルブをカッターで切り落として

新品を装着し、ゴムが柔らかくて自由度が高いので、まったく問題なくスパッと

新品タイヤをホイールに組み込み、さてさてワタクシの場合、コンプレッサーを

持っているので、軽点マークを合わせてから、ムシの入っていないバルブにエア

ガンを押し当て、一気に空気を送り込むことでビードが上がりますが、手押しの

ポンプしかない方へのテクニックのアドバイスは、また次回。

 

 

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