ちょっと竣工日が迫ってきた、美容院リノベーションの現場の応援へ向かいます。
造作、塗装、クロス工事は完了して、ほぼ仕上げに近い段階、まだ未設置ですが
お客さん用の椅子4脚の前の、鏡と鏡の間の壁、つまり、相当目立つ場所の壁を
調色した漆喰塗りで仕上げるのですが、その面積と材料の乾燥スピードが微妙な
感じですので、ちょっと応援が必要な状態。
コテ、コテ板、その他道具一式と脚立短、中、終了後の着替えを用意して現場に
到着、まずはブラックの缶コーヒーを飲みながら段取りの打ち合わせです。
そうか! ( 笑 )何年振りかの缶コーヒー、まず自分自身で購入することは無い
缶コーヒーですが、こういった現場での打ち合わせシーンでは必要ですね。
複数での左官工事となれば手が変わるので、その仕上げに微妙な差が生まれます。
それが不自然にならぬよう、見切り板で区切られたブロックを交互に塗ることで
万が一、差が生じた際にもデザインに落とし込めるように作業手順を工夫します。
マスキング、その他の養生は前日に済ませてあります。
漆喰材の調色後に、まず、際( きわ )を仕上げながらざっくりと下塗りを施し、
仕上げの際の食いつきを良くして、乾燥を待つ間のここで早めの昼食。
近くに、ほか弁屋さんがあって良かった・・・ おっ、これも10年以上ぶりか?
さて、午後からはワタクシ、ちょっと自信のある漆喰塗りの仕上げのコテさばき
となるのですが、紙面も無くなってきたので、そのあたりはまた次回に。
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