比較的最近の電気温水器は縦長の直方体、つまり冷蔵庫型のモノが多いのですが
それは外カバーの形状で、内部には円柱状のタンクが収まっています。
そのタンクの下部から水道水を給水して、各ヒーターで沸き上げ貯蔵することで
上の方には沸騰水に近い温度の湯を、下の方にはぬるい湯が溜まった状態にして
おき、消費者が求める湯温に混合した温度調整の上で供給しています。
で、およそのシステムが、タンク内の湯量が減ると、適時、水道水が供給されて
ゆくので、タンクは常に満水状態ですが、" お湯 " 比率が少ない状態に・・・
ま、そんな、こんな、電気温水器の説明がメインではなく、そういった全自動な
システムが、円柱タンクに繋がる原始的な給水管や、ヒーターで構築されている
のですが、すると接合部には多くのパッキンが介在し、特にタンク上部の高温に
曝される近辺のパッキンの傷みが早い。
ワタクシが9年前に室内設置で据えた( 田舎暮らしの自宅は大容量の屋外設置 )
電気温水器のまさにそのパッキンが傷み、ここ最近ジワジワと漏れていたようで
一昨日、久々稼働でパッキンにトドメが刺され、もう全開で本体のアチコチから
ドバドバお湯が漏れ出して、笑うしかありません。
室内設置なので、もちろん排水路を設けたパン状の置き場所にはしていましたが
円柱タンクのオーバーフローで、その外部カバー全体から " 湯 " が漏れ出すのは
想定外で、あわてて給水バルブを閉にするとともに、強制排水弁を開けて、上部
逃がし弁を開放・・・ 同時進行でフロントパネルを外し、内部の蒸気で基盤が
やられるのを防止します。
不謹慎ですが、外部と内部の二重構造、タンクに各種パイプが繋がる形状、湯が
際限なく溢れ出る症状、バルブを閉じる開けるの対処の慌て具合、もうすべてが
さながらメルトダウン。
とりあえずワタクシが居るときでよかった・・・ の顛末は、また次回。
なぜ次から次に、ワタクシの周辺で事態が発生する???
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