ハンダ付けをDIYレベルで語ると、上手い、下手で大きく見栄えが分かれ、導通
という本来の意味での安心感も、まったく違ってきます。
トロッと相互の隙間に溶け込み、その小さな対象物を適量のハンダで最大面積を
接触させているテクニックは美しく、ハンダ量は多いものの点でしか接触させて
いない、俗にいう " イモハンダ " は、もう見た目から不安が募ります。
例えばそんなパソコンのマザーボードなど、オートマチックで仕上げられている
ハンダ付けも美しいですが、マニアックなDIYの手作業で組まれた真空管アンプ
のシャシーを裏側から見た際の配線とハンダ付けが織りなす世界は、ソレを想像
しながらボワッと妖しいオレンジに灯るチューブと、やさしい音に包まれながら
酒を呑みたくなります。
庭に電柱を建てた、オーディオマニアさんの気持ちが分かるような気がします。
はたまた、ワタクシ的にソレに通ずる美しさとして、自身ほぼ未知の分野である
" 溶接 " ビードを挙げるのですが、手近なところではオートバイエキゾーストの
チタンやアルミのパーツ溶接部分は、いつまでも愛でていたい気分。
その技術に近づけはしませんが、基本は覚えておきたいところ。
その気になれば、気軽にエンジンウェルダーを借りられるのですが、初心者には
電気式とどちらが適切なのでしょうか?
ちょっと素材と仕上げがトンチンカンなことを書いているカモ?ですが、太めの
鉄筋を使って、各種の五徳や便利グッズ、自在鉤パーツを製作し、焼きを入れる
とか何かの表面が黒くなる加工を施し、錆びないようにして、ワタクシがDIYで
作った囲炉裏に置いたり、薪ストーブの中で使いたい。
溶接初心者( 十代の頃にエンジンウェルダーで、鉄製アングル材を溶接して目を
焼いた経験アリ )は何から始めればいいですか? おかげさまの田舎暮らしでは
溶接機のエンジン音は、さほど気にしなくても大丈夫です。
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