「 オ、オレのせい? 」、凍てつく朝まだ早い午前4時前、寒さに目を覚ますと
掛布団をすべて床に落として、毛布1枚で寝てるやん、オレ。
寝相の悪さには自信があるのですが、冬に布団を落としてしまうことは無かった
のですが・・・ 一旦、しっかり目を覚まして、ズリズリと掛布団を引き上げて
あとしばらくの睡眠を楽しむことにします。
すると、そういえばどこに居たのか、飼い猫の " ゆず " が、トントントンと足音
を響かせやって来て、ポンッとベッドに飛び乗ってワタクシの上をウロウロ。
「 おふとんがなかったからさむかったねん 」てな感じでしょうか、ワタクシは
" ゆず " が、布団落としの犯人ではなかろうか、と疑っていますがね・・・
「 さむさむさむ 」と言いながら( たぶん )ウロウロ居心地の良い場所を探り、
羽毛の掛布団の下、毛布の上にワタクシの足元側から潜り込み、グイグイグイと
匍匐前進で上がってきて、腰のあたりでギュッと、からだを押し付けて、毛布を
隔てて超密着のアツアツ状態。
そこなら睡眠のジャマにならず、ワタクシも腰あたりが暖かくてちょうどいいの
ですが、そうこうしているうちのあっという間に、もう起床の時間がやってきて
寒さに目を覚ましてからは、ウトウトしか出来なんだなぁ・・・
ワタクシが引き上げ、暖め直した布団を抜け出ても、" ゆず " はまだ寝てるし。
エアコンにホットカーペット、ファンヒーターの3台同時の暖房で、しっかりと
居間が暖まった頃になってから、やっと布団から抜け出して降りてきて、ゴハン
( ドライキャットフード )食べて、ひと通り動いたら、お気に入りのソファー
カバーの下に潜りこんで、大きくアクビをひとつ。
「 ふぁ~、ねむ。 おふとんがなかったからさむかったねん 」
「 オマエが犯人やろ?! 」
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