シーズンも終盤に差し掛かり、旨みが凝縮された丹波黒豆にオクラの突き出しが
ヘルシーで気が利いて、まずは生ビールとノンアルビールでカンパイ♪
申し訳ないほど久しぶりに立ち寄らせていただいたお店では、厨房&カウンター
を若い女将が( この呼称が正しいのかどうかの、気遣いと元気系が魅力の彼女 )
手際よく切り盛りし、お客さんへの対応も気持ちいい。
刺身は鶏で見繕っていただき、焼物はサンマを。
絶妙の塩加減と、何ていうの? 身がまっすぐじゃなくて微妙にくねらせてある
( 言葉を知らなくて申し訳ないです & 恥ずかしい )のが、オシャレで美しく、
食材の美味しさをより一層、引き立たせて「 やはり盛り付けって大事だよなぁ 」
と改めて教えてくれます。
ワタクシたちが扱わせてもらっている食材は、衛生と栄養価と塩分などの数値を
最優先にしたモノなのですが、もちろん器を意識して、素材によりますがスキッ
とした天盛りを心掛ければ、同じモノ、同じ分量でも、見た目の美味しさ倍増し
何より大事なのは " 食べる気持ち " を上手に引き出せること。
ワタクシたちは " 食べる " という、生きてゆく上で基本的なことが、可能な限り
自身の意思で出来るように、様々な機会を利用して学ばねばなりません。
アレ? 酒が進むと( ノンアル )クドくなってイケません。( 笑 )
ちょっと焼物追加して、シメは直接仕入れの信州産の真っ白な粉で繊細に打った
蕎麦を、奈良の酒蔵の純米大吟醸で。( 彼女 )
途中からタクシーで駆けつけてくれた師匠( 愛称 )がクイッと傾ける、硝子の
酒器の角度が手慣れていて、旨そうで美しい。
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